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木桶サミット2023

 

ありがとう。

 

 

 

皆さん「木桶醤油」ってご存じでしょうか?

今日は題名通り「木桶サミット2023 in 小豆島」についてのブログです。

 

 

 

2023年 1月26日(木)~28日(土)の日程で開催され、正式名称は「木桶による発酵文化サミット In 小豆島」です。

開催場所は小豆島にある「ヤマロク醤油」さん。

 

 

 

木桶について簡単に説明すると

 

・木桶の寿命はおおよそ100~150年程度。

 

・江戸時代まで醤油や味噌などの基礎調味料つくりに使用。

 

・その後醤油製造技術が向上し、大量生産が出来るようになると木桶醤油は徐々に衰退。

 

・木桶を作る会社の大多数が製造から撤退。

 

・現在木桶醤油の流通量は全体の1%以下と言われている。

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?

今、木桶醤油は厳しい状況に追い込まれています。

 

 

 

もし今の木桶が傷み、修繕が必要になっても依頼するところがほとんどない状態です。

 

 

 

そんな中、ヤマロク醬油の山本社長は唯一木桶を製造している桶屋に弟子入り。

 

木桶製造の技術を学び、木桶の製造を始めました。

 

 

 

現在は「木桶職人復活プロジェクト」を立ち上げ、醤油会社で木桶を作り次世代に紡ぐ取り組みを始めています。

 

 

 

その一環として「木桶サミット」を開催し醤油職人や料理人、小売店やメディアと一緒に木桶醤油を広めようとされています。

 

 

 

 

 

 

今回、木桶サミットのことを知ったのでその日程で少しお邪魔させていただきました。

 

 

 

訪問したのは最終日の28日(土)。

 

 

 

あまり時間がなかったので少ししか滞在できませんでしたが、入口で受付を済ませていると会場から歓声が上がっていました。

 

 

 

会場はいつも立ち寄った際に駐車させていただく建屋の奥でした。

 

 

 

会場では私の背より高い木桶が立ち並び、ちょうどステージの正面に陣取っています。

 

 

 

会場の椅子はこれもまた木桶。

 

 

 

 

木桶イベントにふさわしい会場です。

 

 

 

 

時刻は11:45。

 

 

午前中に少し仕事を済ませ向かいましたが、ちょうどお昼時でイベントが始まるところでした。

 

 

 

時間的に狙って行ったわけではありません。たまたまその時間になりました。

 

 

 

始まったのイベントは「ゲリラ炊飯」。

 

 

 

 人が集まって何やら盛り上げってました。

 

 

 

早速近くで見ることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

白いテントに人が集まっています。

 

 

 

 


 

テント前では釜焚きのご飯を炊いていて

 

 

今からそれを皆さんでいただくというイベントがスタートするところでした。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

念のためもう一度言いますが、予定を済ませてからだったのでちょうどいい時間になりました。

 

 

 

 

 

狙ってこの時間に来たわけではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カウントダウンと同時に、釜のふたが開き会場は大盛り上がり。

 

 

 

皆さん笑顔でした!

 

 


 

 

 

ここから炊き立ての美味しいお米を皆さんに振る舞って、美味しいたまごかけご飯をみんなで食べるという

 

 

 

 

夢のようなイベントがスタートしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

釜で炊いた出来立てご飯!

 

 

美味しくないはずはありません!

 

 


 

 

 

テントのすぐ隣には全国の美味しいたまごが並び、ご飯をもらった人から好きな卵を取っていきます。

 

 

そしてたまごかけご飯に醤油をかけていただくのですが、この醤油もヤマロク醤油の「鶴醤」はもちろんのこと、全国の美味しい醤油がテーブルに並び、好きなものをかけていただくというスタイルでした。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「 皆さんで食べてください!」

 

 

 

 

 

というお言葉に甘えて、いただくことにしました。

 

 

 

 

 

と言うより、食べずに帰る選択肢はありません。

 

 

 

 

 

 

 

ありがたくいただきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋外で釜焚きのご飯、それも炊き立てをいただけることは

 

 

 

そうそうありません。

 

 

 

ありがたくいただきます。

 

 

 


 

 

 

炊き立てのご飯を手に、たくさんある全国の美味しいたまごから選び、たくさんある全国の美味しい醤油の中から選ぶ。

 

 

 

 

最高の贅沢。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たまごは青森県(赤たまご)と香川県(白たまご)の2種類。

 

 

 

 

 

 

白いたまごはあまり聞いたことがなかったですが味は濃厚でした。

 

 

 

 

 

 

醤油は奥出雲の森田醤油さんの有機丸大豆醤油。

有機醤油は厳しい条件のもとで作られるためあまり見ることがありません。すっきりとしつつ旨味がしっかりとありました。

 

 

 

醤油は色々とテイスティングさせてただだきましたが

 

 

 

どれも旨味が強く、その蔵でしか出せない味があるので

 

 

 

それぞれが美味しい醤油でした!

 


 

 

 

 

私もこれまで展示会の出展や運営責任者などさせていただきましたが、かなり前から準備が必要で本当に大変です。

ここまで全国から人が集まり、色んな関係者が進んで協力されたんだろうなと思いました。

 

 

 

 

本当にお疲れさまでした!

 

 

 

 

このサミットもいろんな方の協力がなければ成功できないですが、皆さん笑顔でこのサミットは大成功と思います。

 

 

 

 

 

 

 

こういった取り組みはすぐ成果は出るものではないですが、確実に木桶醤油文化はこれからまた広がっていくだろうなと思いました。

 

 

 

 

 

そしてこういった取り組みを陰ながら応援して盛り上げたいと思います。

 

 

 

 

サミットは色んなイベントやディスカッションがあり、メディアの方も来られました。

色々とリポートしたいですが、またの機会に。

 

 

 

 

時間的にすべてを見ることができませんでした。

 

 

 

 

 

 

しっかりと見聞きしたものをUPしていきたいと思いますので、その回まで少しお待ちください。

 

 

 

 

 

 

ありがとう